決定!2022本屋大賞


2022年本屋大賞は、逢坂冬馬氏の『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房)が大賞に選ばれました。

【大賞】同志少女よ、敵を撃て


同志少女よ、敵を撃て

同志少女よ、敵を撃て

著者:逢坂冬馬

2,090円(税込)


作品詳細
発売前からSNSで話題! 史上初、選考委員全員が5点満点をつけた、第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作 アクションの緊度、迫力、構成のうまさは只事ではない。とても新人の作品とは思えない完成度に感服。
──北上次郎
 復讐心に始まった物語は、隊員同士のシスターフッドも描きつつ壮大な展開を見せる。胸アツ。
──鴻巣友季子
 文句なしの5点満点、アガサ・クリスティー賞の名にふさわしい傑作。
──法月綸太郎M
   独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。  急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。  自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。  「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。  母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。  同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。  おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵"とは?

 

【発掘部門 超発掘本!】破船

破船

改版 破船

著者:吉村昭

528円(税込)


作品詳細
●推薦者
河野寛子/未来屋書店宇品店 (広島県)
●推薦コメント
衝撃的です。なぜこれまで映画化されてこなかったのかが不思議なほど、面白い作品です。いわゆるホラーやサスペンスのジャンルには属さない、“怖さ”の空気を存分に含み、その時代背景や環境をしっかりと根拠に置いた、とてつもない映像が描かれています。
村社会ならではの共同体としての暮らしぶりや決断は、今では考えられないものばかりです。しかしそれは当時の者からすれば至極当然なこととし行う生き方であることを、吉村昭はいとも易しい文体で綴り、当然のものとし描ききっていることにまた恐れを感じさせられます。
海の向こうから訪れるものを、我々は受け入れる文化で生きてきたからこそ、この破船の船が何を運んでくるのか。福の神か祟り神か。
2020年、海の向こうからやってきたウイルスが現在も続いている今なら、この本の“恐れ”の意味も時代を超えて理解できる恐怖として、ぜひ紹介したい一冊として取り上げました。
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※今年の夏「ゾッとする本」コーナーのイチオシとして展開しましたが、地方のいち書店だけでは伝え切れません。どうか全国の書店の力をお借りし、推薦と、もっと欲を言えば映画化になることを期待しています。
(パルム・ドール賞をとった楢山節考のような、それ以上の作品が見れるはずです)
※文体の易しさと内容の深さ。また、これだけの内容でありながら文章の読みやすさに驚きます。こちら中学生から大人まで、十分に楽しめるものです。
※表紙の装丁は日本画家の小野具定なのですが、その作品と破船の内容が「=」のような表現同士として見事です。

2022年本屋大賞ノミネート作品はこちら

作品詳細

1枚の「絵画(エスキース)」をめぐる、5つの「愛」の物語。彼らの想いが繋がる時、奇跡のような真実が現れる――。著者新境地の傑作連作短編集。

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作品詳細

雪深き森で輝くガラスの尖塔。この建築物で事件が起こる。謎を追うのは名探偵と医師。著者初の本格ミステリ、今年度の大本命!

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黒牢城

第166回直木賞 受賞作

黒牢城

著者:米澤穂信

作品詳細

信長を裏切った荒木村重と囚われの黒田官兵衛。二人の推理が歴史を動かす。

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作品詳細

ままならない現実を抱えて生きる人たちの6つの物語

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作品詳細

生き延びるために、手を組みませんか。いびつで孤独な魂が、奇跡のように巡り遭う――。

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作品詳細

【2022年本屋大賞受賞!】発売前からSNSで話題! 史上初、選考委員全員が5点満点をつけた、第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。独ソ戦、女性だけの狙撃小隊がたどる生と死。

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作品詳細

辛かった哀しかった寂しかった。
痛みを理由にするのって、楽だった。
でも……。

千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には、自分を捨てた母・聖子がいた。
他の同居人は、娘に捨てられた彩子と、聖子を「母」と呼び慕う恵真。
「普通」の母娘の関係を築けなかった四人の共同生活は、思わぬ気づきと変化を迎え――。
町田そのこ 2021年本屋大賞受賞後第1作目は、すれ違う母と娘の物語。

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作品詳細

直木賞作家が5年間苦しみ抜いて到達した祈り。再生と救済の長篇小説。

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作品詳細

嘘つき学生と、嘘つき企業の、意味のない情報交換--それが就活。

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